34歳からの英語やりなおし。5カ月でTOEIC615点達成した地道な勉強方法。
※ この記事のリンク先には広告が含まれます
34歳から英語上達完全マップに沿って英語の勉強を始めたところ、5カ月でTOEIC615点が取れました。
元々のレベルと目標
高校時:英語苦手。赤点は免れたものの、何度か追試を受けた記憶あり。
大学1年時:TOEIC400点前後(英語力のピーク)
以後は英語の勉強から遠ざかり、10年以上が経過。
そして今回の英語学習開始前は、
- 比較級が正しく使えない
- 現在完了形と過去形の違いって何だっけ?
と中学英語も怪しい状態。
が、Youtubeで英語のニュースやIT関連の動画を理解できるようになりたいと急に思いはじめ、英語上達完全マップに沿って中学英語からやり直して勉強を始めることに。
TOEIC860点を超えるまではTOEICをベンチマークにして勉強を進める予定です。
5カ月後
2021年4月(受験は3月)現在、TOEIC615点取得できました。
最後に受けたTOEICが400点ぐらいだったので、200点ぐらいアップしたことに。
まずは600点を突破することが目標だったので、何とか目標クリアです。
勉強時間
5カ月で約300時間。1日平均2時間ぐらい。
仕事の往復でリスニング1時間、夜家族が寝た後に1~2時間。
子どもがいるため休日の日中はほとんど勉強時間取れず。
基本的に音読パッケージや瞬間英作文は夜遅くだったので、常に眠気との闘いでした。
使用教材と勉強の経過
マップを参考に、教材を選びました。
本来はマップ通りにやりたかったのですが、勉強時間が限られていたために
教材を絞って勉強しています。
TOEIC個別の対策は全くしていません。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)
音読パッケージで使用。
英語勉強開始の2カ月で音読4サイクル。計70回ずつ音読しました。
足りない回数はリスニングで代用※後述
最初は舌が絡み、スムーズに発音するのが難しかったです。ただし、音読するうちに慣れました。
第1サイクル目の30回の音読をぶっ通しやると1時間ぐらいかかるので体力の消耗が激しかったのを覚えています。
ただ、その分繰り返しやった効果はあり、好スタートを切ることができたと思います。
4サイクルにかかった時間は63時間です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
これも最初の2カ月で取り組みました。
中学英語の文法復習も兼ねて瞬間英作文を取り入れました。
これが大正解。
文法の基礎事項を押さえた英作文をひたすら行うので、英文法を体得できている実感が常にありました。
どんどんは簡単な語彙で構成されているので、分からない単語に振り回されることもなく、英作文に集中できました。おすすめです。
中学英文法なんて楽勝だろと思っていたら結構英作文できないもので、3サイクルぐらいまではつまづきながらこなしました。
5サイクル目からは目に見えて楽になりました。日本語を見た瞬間に正しい英文が浮かぶ。
1年はそこまで苦労しませんでしたが、2、3年は手ごわかったです。
10サイクルでかかった時間は43時間です。
どんどんの後は勉強時間の制約で一旦瞬間英作文は中断。文法にシフトしました。
Next Stage 英文法・語法問題[4th EDITION]: 入試英語頻出ポイント218の征服
どんどんを終えたあと、高校レベルの英文法習得に使用しました。
スキマ時間にダラダラやっていたので、Part1だけで3カ月。
文法書を読まずに取り組んだところ、案の定1周目はほとんど間違えました。
が、解説を読んでしっかり納得し、音読してから次に進むように徹底しています。
Part1の文法以外にも語法、イディオム、単語など全部で6つのPartに分かれていますが、私が取り組んだのはPart1の文法(約500問)のみです。
それでもかなりボリュームがあり、7周回すのに36時間を費やしました。
見開きで左側に問題、右側に答えという構成で答え合わせがサッとできるので使いやすかったです。
NextStageは解説が淡泊だという批判をよく見かけますが、個人的にはそれほど解説不足は感じませんでした。
文法の学習を終えると、文章の解読にそれほど悩まなくなったように感じました。
速読速聴・英単語Daily1500 ver.3 (速読速聴・英単語シリーズ)
みるみるを終えた後の音読パッケージの教材に悩み、
結果的にほどよい難易度とボリュームに魅力を感じてこれを選びました。
30秒~1分程度の使いやすい長さの英文が全部で140以上と、ボリューム満点。
会話と書き言葉の文章がバランスよく散りばめられており、ボキャビルも同時進行で進められるので至れり尽くせり。
音読パッケージの教材としては良い部類だと思います。Coreは中学英語の次のステップとしては難しすぎ、Dailyがちょうどよい難易度と感じました。
私は3カ月で半分の70文章ぐらいを消化しました。
各文章を50回ほど(3サイクル)音読しています。
マップ推奨の100回には足りませんが、後述のリスニングで代用しています。
日常的なシーンの英語がメインなのでそもそも文章が面白いです。
ただ、語彙や文法は高校レベルなので、音読パッケージ前に軽い精読のフェイズは必要でした。
並行してNextStageに取り組んでいましたが、NextStageを終えた後は読解が楽になりました。
TOEIC受験までは3カ月で半分ほどしか消化できませんでしたが、かかった時間は87時間です。
リスニング
音読時間の不足を補うため、2サイクル以上消化した音読パッケージの音源を通勤中にひたすら流しっぱなしにして聴きました。
みるみるは大体50回、速読速聴英単語は80回ずつぐらい通勤時間中に聴いています。
2サイクル以上消化した教材を使う目的は、理解できる英文を何度も聞くことで自分のものにするためです。
TOEIC受験
いよいよ受験。
チンプンカンプンな問題もいくつかありましたが、それでも615点取れたので、力はついてきているのかなと感じました。
リーディングは時間が足りない。。30問ほど文章を読む時間がありませんでした。速読が課題です。
次の目標
TOEIC730点突破を目指します。